2008年2月28日木曜日

昨晩は社昆勉で飲んで

昨晩の社昆勉は13名の参加
飲み会には11名で行く
「くいもの屋わん府中店」
なかなか良かった
M先生とYさんにおごってもらってしまう
2件目の中華「東秀」は私が払う

勉強会は卒論発表でみなさんお手柔らかにやっていただいて良かった

参加者に1名T大のギター弾きの彼がいて、私のギター・ギャラリーを訪問してくれた
テレキャスを気に入ってくれたよう
ばりばりヘビメタ・フレーズを弾いてくれた

昨晩も電車で寝て気がついたら北朝霞
すぐ返しの電車に乗り終電には間に合う
最近このパターンが続いているが、不思議とギリギリのラインでリカバーできている
無呼吸症装置のおかげか
昔はもっと先まで行っていた

今朝来たら、I大学のT岡君が研究室で寝ていた
簡易ベットはほんと便利である
ちょうど今日から茨城、蔵王と遠征するので、彼を水戸で下ろすことに

下田(2008年冬第一次遠征)に続き、今日から東北編である

2008年2月27日水曜日

飯をたくさん食い、よく寝れば復活

昨晩、4時ごろ起きてから寝なおした時に無呼吸症防止装置をつけ忘れ、頭がぼーっとする
しかし、疲れはいつのまにかとれたよう
昨晩は終電で帰ったが、鍋物にご飯をどんぶり2杯入れ、かきこんだおかげか?
飯をたくさん食い、良く寝ればそのうち復活するものだ (痩せないが)

今日はうちが担当で社会性昆虫勉強会
朝、ショップ99で飲み物とコップを買う(安く済む)

2008年2月26日火曜日

保育参観

今日は午前中急に下の娘の保育参観をすることに

いろいろ遊んで楽しかったが、疲れが取れていなかったのでどっと疲れた、、、

しかし、なぜか夜になって元気になる

飲み会の幹事を2件引き受けていたのだが、グルナビで店を探しているうちに元気になったよう

一時的な元気でないことを祈る

とりあえず27日(府中)と5日(新宿)と予約を入れる

2008年2月25日月曜日

休養日

日曜は、ここのところ土日なく動いていたので完全休養日

だったはずだが、子供たちが遊びたがり、あまり休養にならず

昼過ぎにヨーカドーに行き娘Eの小学校入学準備で体操着など買う

その後ビッグAでホッピーを買い、バレーの練習に送る
下の娘Mが寝たので、車中で昼寝するも、15分ぐらいで泣き出し、寝れず

夜、子供たちと風呂に入り、疲れていたので洗わずにでて篤姫をみて寝る

夜中の3時ごろ目が覚める(6時間寝た計算)

疲れを取ろうと、もう一度寝たら次は6時だった

やはり寝る時間は1.5時間の倍数が良いようである

今日は前期日程試験の試験監督

2008年2月23日土曜日

もみあげ

昨晩は実習の反省会

旨い酒やつまみがならび、至福の時

A先生に、「無事終了してよかったですね」 ねぎらいのことばをかけたつもりが

いきなり、「もみあげ」 といわれ、笑いのスイッチが入り 、なかなか止まらず

(向かい側の会話の「お手上げ」に反応したらしい)

実験所の前の浜(鍋田の浜)に出て笑いを冷やす

復帰したが、いつの間にか寝てしまった

学生さんたちは明け方まで飲んでいたらしい

-------------------------------------

翌日は掃除・片付けをする

終了後、実習室でA先生のハーモニカとギターでセッションをする

課題曲のうち、スコットランド民謡か何かをやるが、微妙にずれる

さらなる練習が必要である

午後はエクスカーションで河津桜祭りに行く(Iさん、Tさん、Oくん、Fくんと)

春一番が吹いたようで、すごい風、荒れ模様の天気

韓国屋台等で食べ物を調達

Oくんを駅の近くでおろし、天候が悪いので七滝温泉はやめ、観音温泉(Iさん超お奨め)に

途中、バガテル公園とかいう洋風のバラ園をそとから眺め、温泉に向かう

観音温泉は前から存在は知っていたが、初めて行く

道が狭い!(秘湯感をだそうとでもしているのか?)

しかし、建物はきれいだし、設備も充実(配慮が細やか)

リュウマチにも効くとある

たっぷり2時間半ぐらいいた(Iさんたちを待たせてしまった)

帰りに「つちたつ」で日本酒をお土産に買う(亀酔)

おばさんに顔を覚えられている(毎年1回は来ている)

都内でもなかなか見ないほど日本酒が充実していて選ぶのが大変

帰りは沼津港の「丸天」でFくんと豪華海老のフライ、てんぷら、その他1品類を堪能

夜12時ごろ大学に到着(Fくんに運転代わってもらったので楽だった)

荷物をおろし、Fくんを下宿でおろし、帰宅(途中、キリンから出た「糖質ゼロ」を買う)

酒を飲み、ぐっすり寝る(無呼吸装置忘れずにつける)

たいへん充実した1週間であった(疲れたが)

2008年2月22日金曜日

22日はデータ解析

AFLPは概ねうまくいく

96中60ぐらいは使えるデータ

ダメなのは鋳型の入れ忘れなど初歩的ミスが多そう
(工事でうるさかったので、ギター伴奏で解析を支援)

午後、実際にテーマごとに解析をすすめる

夜、発表会

予想したように、ネクイムシの空間的距離と遺伝的距離に相関はなく、つがいもランダム・メイティングのよう

ただし、一腹目と二腹目とで遺伝的類縁度が違うみたい

存在する父親は後者より前者と有意に遺伝的に近かった(もっとサンプル必要)

巣内で1腹目由来の個体が母親と交尾して2腹目の父親となればそういうことがおこるかも

いずれにせよ、生き物の生態は奥が深い!

発表会終了後、反省会という名の飲み会に突入

2008年2月21日木曜日

21日は選択的増幅から

選択的増幅をスタート後、みなさんとノロシに登る
頂上でビデオカメラでとろうと後ずさりしたら切り株にひっかかり後方宙返りをする
足の内側を少々こすり、多分青あざができる(青なじみになる)

岬でまずヒラズオオアリを採集
海までおりて釣りやら採集やらめいめい行う

F氏がメジナをつる
アメフラシ、モクズガ二、ヒモムシ、タナイス?がとれる

昼はカレーだった
ついおかわりしてしまう

午後はベックマンのシーケンサーでフラグメント解析

2008年2月20日水曜日

20日はチェックの泳動から

122サンプル、1%アガロースゲルで電気泳動

前日、ウォッシュ・バッファーがのこっていたサンプルがあったのか、一部ロードできずウェルから拡散してしまう

概ね良好にDNAは抽出できていた
結局サンプル数は94とポジコンネガコンいれて96とする

午後、制限酵素処理(AFLPなので)、ライゲーション、予備増幅
夜8時からチェックの泳動をする
ゲルの撮影ができるシステムを実習室で発見
大変便利
ほとんど無事に増えていた
なぜかポジコンが増えていない(ポジコンにならず)
DNAが分解でもしていたのか?

Fシェフがイルカの煮込みを作ってくれた
珍味であった

お酒がいろいろあったが、いつの間にか寝てしまう
ひさびさ相対的休肝日になった

19日はサンプリングから

朝8時半に集合し、2班に分れ、コンブネクイムシの採集

海は透明度が高く、そこの方までみえた

ワカメをもちあげ、ネクイムシを採集

ワカメの計測後、茎を割いてネクイムシを採集
顔もスタイルもとってもかわいい

エターノルにつけるのがかわいそうだった、、、

午後はDNeasyでDNA抽出
夜8時から再開するも、10時過ぎまでかかった

それから、また酒を飲む

今日仕入れた「立山」は清澄な味わい

漫画を読みながら寝たら、無呼吸症防止装置を付け忘れてしまった

ところで、今日はひさびさ実験所の風呂にはいった

18日月曜は

実習の準備を午前中に終え、午後はノロシにヒラズオオアリの採集に

ひさびさ登ったら頂上に見晴台ができていた
すごく良い眺め
ここでお酒を飲んだら気分がいいだろう

それなりにヒラズを採集し、岬の先におりて釣りをする
つれそうでつれなかったがそれなりに楽しめた

T君が怪我をしたサバを素手ではたき取る(ヒグマか?)
金魚すくいランキング6位の実力か

夢中になり5時の集合時間におくれる

風呂は昭和湯に
その後マックスバリューに買出し
土佐鶴を買う

夜8時から実習の説明などする

終了後、参加者のOくんとTMさんも加わりサバを刺身にして飲む
土佐鶴は「清烈」なあじわい

A先生に借りたブルース漫画を読んでから寝る

下田で実習

18から23日まで分子生態学実習で下田
準備もあり、17日からでかける

F君とT君もいっしょ

温泉は下田港の昭和湯にいく

恒例のつり

土曜日は毎年恒例のマス釣りに山梨の鹿留に行った
今年は例年になく寒く、あまり釣れなかった

義父もはじめて参加

T先生が一番たくさん釣った
20匹ぐらい?

私は2匹
義父が3匹
Y先生が4匹ぐらい?
B先生が5匹ぐらい?

夜焼いて食べたが、ぱさぱさしてあまりおいしくない気がした

下田にも持っていくことに

2008年2月18日月曜日

週末シンポはおいしい酒も集まり...

演者のA先生もOKだったので、まずビールで乾杯し、少しお腹も満たしてから本題にはいる。
Q熱のはなし。
最初リケッチアの仲間とされていたが、違うことがわかったそう。
ボルバキアの親戚になのかと思った。
流産を起こしてしまうそう。
感染もそれで分かるぐらい検出が難しいらしい。

ところで、S先生、T先生、それから卒業生のMさんがいろいろお酒を持ってきてくれた。
みなおいしいお酒で盛り上がった。

最後、M荘の鍵がなく、戸締りできずこまった。
後でYYさんが持ち帰っていたことが判明...

2008年2月14日木曜日

アリ採集は満足のいく内容

目的の種は全て採集でき、巣の数値目標もクリアした
あとは実験のセッティングだけ

ICUでは予定どおりウメマツオオアリを採集できたと思うが、この季節いないはずの羽アリ(オスもメスも)がいた

チクシトゲアリも冬にいないはずの羽アリ(オスばかり)が昨年末とれたが、気候がおかしくなっているのだろうか?

でも、たまにそういうこともあると、巣内交尾して多女王化へのきっかけとなるかもしれない

ヤマヨツがかつてそうだったのだろうか?

過去のできごとを検証する手段は何かないものか?

アリの採集

今日はいい天気
これから4年生のAさんYYさんたちとFM多摩丘陵にヤマヨツボシオオアリの採集に行く
順調に取れれば午後はICUにウメマツオオアリをとりにいく
アリのエピジェネティクスのテーマ、ブルード入れ替え実験に使用

YAさんの実験(アリのdsRNA)の分も取らなくては

2008年2月13日水曜日

朝、娘がいじけて...

朝から上の娘(E子6歳)がプリキュアすごろくゲームをやろうとしつこく言うので、しょうがなくはじめた

下の娘(M子3歳)も最初参加したが、途中で飽きたらしく、父が代わりに2役こなす

結局、1位父、2位M、3位Eとなり、言いだしっぺのEがいじけて泣き出す

ビリだったからといって、いじけないよう諭すが
「言葉で理詰めで言うのは良くない、しばしば教師の家庭の子が非行に走るのは、理詰めで正論を言われ、逃げ場、居場所がなくなるからだ」
とかいう保育園での講演(妻から聞いた)を思い出す

対応を改め、抱っこする

子育ては難しい

時間を逆行して言い直したり、やり直せない(実験ならやり直しが効くが)

取り返しのつかない分、日々、悩み、精一杯、娘たちとかけがえのない時間を共有しようと思う今日この頃である

2008年2月12日火曜日

液晶セカンド・モニター

先週末に余っている?液晶のモニターを普段使っているノートPCにつないで、セカンド・モニターにした

ものごっつう快適である

ネットを参照しながらファースト・モニターで文書かける

ユー・チューブでジミヘンみながら雑用できる

雑用ばかりしとらんと、レポートの採点せな、あきまへんがな(大阪弁は第2公用語?)

科内会議スムーズに終わる

めずらしく6時前に終わった
来年度から教育委員になった
任期は2年間
カリキュラム改正(特に教養科目)で忙しいかもしれないそうだ
20年度はTT先生と一緒なので心強い

モンシロチョウ紫外色の遺伝子支配

これは、今日O先生に送ったメールの一部を転載して時間を節約。
研究テーマネタです。
NZと日本のF1F2サンプルがあるので、遺伝マーカーで解析しようと思います。

「ところで、母親がニュージーランドの方がハイブリッド娘の紫外色が強めになる件、一般にマターナル・エフェクトと思うかも知れませんが、この場合、パターナル・エフェクトの可能性もあると思います。チョウはZWでメス・へテロですが、仮に紫外色に関連する遺伝子がW染色体にもあるとすると、日本のオスはW(+)W(+)で紫外色遺伝子をホモで持っているのに対し、NZオスのW(-)W(-)にはホモで存在しないかもしれません。すると、日本のオスと交尾したNZメスの娘ZW(+)の方が、NZオスと交尾した日本メスの娘ZW(-)よりも、紫外色関連遺伝子を多く持つ事になりませんか?常染色体は両者でイーブンだと思います。」

児童館はてごわい

昨日の月曜はO先生との共著の論文を、やはりワードのコメント機能を使い、チェックする。
また、秋津のネットカフェで送ろうと思ったら、妻が言うには、清瀬の児童館にPCがあったから、それで送れば?

甘言に乗り、家族で出かける。

娘がPCを使いたいと偽り?パソコンを使用させてもらう。

ところが、フラッシュメモリーを差そうとしたら、
「そういうことはしないで下さい!」
係りのおばさんにピシャリといわれてしまう。

児童館は手ごわい、、、

断念し、明日大学から送ることにする。

結局、子供たちと遊んで終わった(それはそれで良かった)。

卒論も見通しがついて

日曜の朝、ゲキレンジャーの最終回、仮面ライダー・キバ、
プリキュアの新しいやつを子供たちと見る。
その後妻子たちは保育園に幹事会やらで出かけ、静かな時間が訪れる。

今がチャンスと、卒論をワードの校閲機能を使ってチェック。
F君、W君、ともによくがんばった!もう私から教えられることは何もない!
・・・といえるぐらい出来が良かった。

W君は、奨めた「理科系の作文技術」を読んでから書いたのだろうか?
構成も文章もほとんど問題がなかった。

昼前に直し終わり、保育園に迎えに行く。
自宅はネットが使えないので、秋津のネットカフェから送る。
子守を兼ねて行ったのだが、30分で未就学児童は150円、大人は380円だった。
しかも、ソフトクリーム食べ放題、ドリンクバーつきでだ。

娘は父がフラッシュメモリーを差してメール添付で送っている間、
日テレでたまたまやっていたデスノートをみていた。
絵がきれいであらためて日本のアニメーターの質の高さを知る。

ところで、6歳児にこのようなアニメを見せて良いのだろうか?

しかし、これは使える!子供には空気が悪いのが難点だが、、、

自宅宿舎でJ-comと契約すると、月5千円でネット使いたい放題らしいが、
たまにしか使わないし、秋津まで定期でタダでいけるし、これは安い!
しかも子供は半額で食べ放題、飲み放題!

しかし、子供への弊害が気になる、小市民な父であった。

・・・・・・・・・・

さて、そろそろレポートの採点をしないと、下田行きに間に合わない.....

2008年2月9日土曜日

土曜だが教授会

推薦入試の合格判定で午後4時から教授会
一番早い合格決定である

エレベーターでカンボジアンのHY先生(ホンとは日本人)に「水木先生はますます水木先生になってきましたね」といわれる

今日は早く帰り、子供たちと遊ぶことにする
卒論は明日の午前中みよう

2008年2月8日金曜日

シーケンス読めず

佐々木先生に聞いたら、鋳型が少なすぎるのでは、とのこと。
確かに、数ng/μl程度しかなかったと思う。
ビッグダイも1/5に希釈してるみたいだし、100~数百ng程度は必要とのこと。

まず濃縮、そしてPCR

Yさんの実験(研修?)も今日が最終日
DNeasy抽出でみえなかったサンプル(翅など)を真空遠心濃縮(約10倍)
CO1-2と12sRNA昆虫のユニバーサルプライマー
沖田さんのハダカリ(No.22)をポジコンに(前回のはNo.1)

2008年2月7日木曜日

シーケンスを依頼

遺伝子実験施設のABI4本キャピラリーシーケンサーの木曜注文締め切りぎりぎり11時にサンプルを提出。シーケンス反応液精製後の風乾は8号館からの移動時間中に済ませ、現場でオペレーターのTさんにお詫びしながら横でホルムアミドに溶かす。

その後、連合獣医学研究科長選挙で投票。郵便を取り戻る。

YさんはDNeasyでの抽出を開始。

7日のシーケンス依頼

ゲル切り出し後、確認の泳動をしたら、それなりの回収率でとれていた。70%ぐらい?

ミリQ水にプライマーも鋳型DNAも溶かした。鋳型を極力多めにいれる(3μlずつ)。

シーケンス反応開始。2セット8サンプルになった。1500円×2ということか。キャンペーン終わって残念。

佐々木先生にサンプル数が減ったメールをしなくては.....

ポジコンは増えたが

アリのポジコンは増えたが、ゴキブリ、甲虫が増えない。メイガはよく増えた。翅からも増えたのがある。
増えているのを4サンプル選んだ。CO1・2がアリ、メイガ1、メイガ3、12sRNAがメイガ1。

ゲル切り出して精製。これからチェックの泳動。

明日は2セット8サンプルやることになりそう。

明日は、シーケンス注文後、フラグメント解析ではなく、DNeasyで抽出し、PCRをやり直した方がよいと思う。

2008年2月6日水曜日

PCR芳しくなく、、、

Yさんの昆虫サンプルからキレックスでDNA抽出し、mtDNAのCO1・2と12sRNAのユニバーサルプライマーでPCRした。思うように増えず。抽出液にかなり色がついているので、阻害物質が多いのかもしれない。ミリQ水で10倍、50倍に希釈してPCRやり直し中。今回はポジコンとして増えた実績のあるアリのサンプルを加える。やはり、「ポジコン忘るべからず」である。

それと、タックを倍に、サイクル数を35に増やした。

企業だとそれなりに予算があるだろうから、DNeasyなど、キットを使った方が無難か。PCR産物の精製もフィルター式のキットが便利だろう。

(委任経理金下さーい下さーい>下さーい>下さーい>・・・・山彦か)

「クオリア日記」でみつけた心に響く言葉

編集の方のメールの、太字のところに感銘を受けました。

《増刷のお知らせです。『すべては音楽から生まれる』はおかげさまで6刷が決まりました。読者の方々と茂木先生、関係者の方々に感謝いたします。
わたしはこの本の主要なメッセージの一つである「自分を鳴らす」という言葉に非常に感銘を覚えた一人ですが、それに加えて、最近、思うのです。うまく鳴らせなくても、思うように奏でられなくても、止めないこと。音楽を諦めないこと。その先にしかきっと、美しい旋律はないのでしょうから
丹所千佳》

印刷して、私設ギーター・ギャラリーの前に貼ってしまいました。
あきらめずに「天国への階段」を練習しよう!
(もっと深い意味だと思うが)

2008年2月5日火曜日

水草のDNA

アイノコイトモの同属の別種いくつかのDNA抽出をSHさんがやった。
乾燥標本なので分解しているかと思いきや、「浮葉」というのをつける2種の、浮葉からは、結構インタクトなDNAが取れていた。浮葉はDNA分解酵素が少ない/効きにくいのか?面白い結果。


また、それらにおいて、2千bp弱のところにバンドが見られた。もしかして2本鎖RNA?
RNaseを効かせれば分かるかも。

2本鎖RNAだったら、それを使えばジャンクなところは進化速度速そうだから、バディングの歴史が分かるかも。どの系列からよそに移されたかも分かるかも。

DNA鑑定の実験

今日から8日金曜まで、T研究室卒業生のYさんが、DNA鑑定の実験をしに来くる。混入した昆虫や植物の破片などから、種、あるいは分類群を判定する業務で使えるようにするため。

とりあえず、明日午前中サンプルが届き、キレックス抽出→ミトコンのCO1・2と12sRNA領域のPCR→精製しシーケンス反応、そして7日木曜の11時までにキャピラリーのシーケンシングを注文する予定。

その後、フラグメント解析も経験することに。ミツバチのマイクロサテライトをやろうかと思う。

そして、8日夕方、実験全て終了後、打ち上げ!
T先生やF&M先生も誘おうと思う。

2008年2月4日月曜日

DNA実習編終了

ノルマではないが、シーケンサーでフラグメント解析を見学。
その後反省会(飲み会)の予定だったが、参加者がいないようだったのでとりやめ。
今日は飲むつもりでいたので、やるせなさを感じ、「いまや」に行くことに。

他にも気が滅入ることが2,3件あって、ちょっと、「とほほ」な一日であった。
(ちなみに星占いでは今日のおひつじ座は11位と悪かった)

2008年2月3日日曜日

大雪

昨晩は夜中の3時ごろまで実験。研究室に泊まる。朝7時から実験を再開。外をみたらすごい雪。いつまで降り続くのか、、、武蔵野荘に泊まったOさんはなかなか来ない。外が暗いからぐっすり寝ているのか?とりあえずDNAをTE10μlに溶解し、1%アガロースで電気泳動を行う。

ハダカアリは非常に小さいせいか、DNA濃度が低いみたい。とりあえず前回のと今回のと使用してミトコンドリアDNAのCO1・2、12sRNA領域、2ヶ所をPCRすることに。核DNAの方もAFLPでやってみることに。うすいけどやってみることに。Oさんは今日中に静岡に帰れるのだろうか?

11時ごろ、アカネズミの続きでSさんがくる。AFLPやることに。うちのKさんも手伝ってくれるそうだが、2度寝でもしたのかこない。前日は飲み会だったそう。卒研発表の打ち上げか?

OさんはミトコンのPCRをしたところで帰られた。続きは後日。以前読んだシーケンスをDDBJ登録配列と比較解析したら、ハワイのハダカアリと全く同じハプロタイプだった。解析の仕方が分かったので、静岡にもどったら続きをやることに。

2008年2月2日土曜日

卒論発表無事終わる

F君、W君ともに立派に発表を終える。2回目(2コース目)は質問への返答も板についてきていた。なにごとも経験、修練、修行ですね。

OさんもDNA抽出の合間に聞いてくれた。これからプロテアーゼを効かせて分解を行うところ。今日中にエタ沈までは最低限行きたいところ。できればチェック泳動、そしてmtDNAのPCRとAFLPのための制限酵素処理を平衡して進めたいところだが、無理は禁物か。

M先生もそろそろ来るし(今6時少し前)。

卒論発表と実験

昨日は学科のタテコンで盛り上がった。
今年の6年生は芸達者が多い。2次会は4号館1階の部屋と内科学の研究室で。ID君となんだか話をしてひさびさ熱くなる。彼は人を熱くさせる形質を保有しているのか?前もそうだった。ただ、もっと別の方向に熱くなりたかった。話題の内容が...
終電一つ手前で帰る。家に帰ったらソファーであしたのジョー最終回状態で寝る。

朝風呂はいって午前6時ごろ大学に来たら、K君が研究室で寝ようとしているところ。ふらふらだったので折りたたみベッドを退官されたO先生の部屋に設置した。風邪などひかぬよう。国試を控えた大事な、からだ。

今日はRn学科の卒論発表会。
うちの2人は2つのコースでそれぞれ10分(エコシステムデザインコース)と12分(人間自然共生学コース)、2バージョンで発表予定。ところで、なんでそうなったんだろう?正・副の指導教官がそれぞれのコースだからか?退官されたO教授と私は黒子の指導教官。

昼前に放送大学院生のOさんがこられて、今日明日と静岡に移入したと考えられるハダカアリのミトコンドリアDNAのシーケンスをやる予定。由来や遺伝的多様性を解析するのだっけ? 夕方には播磨灘というか朝青龍というか、専修大のM先生が来られる予定。Oさんのテーマの発案者。またハードな飲み会になるのか?明日もあるからほどほどにしないと。

2008年2月1日金曜日

娘とiPod

今朝は保育園年長組の上の娘(6歳)を保育園に送る。下の娘(3歳)が風邪をひいたので、妻が病院に連れて行くため。行きがけ、上の娘を肩車し、娘はiPodシャッフルでコロンボ氏が送ってくれた「篤姫」のテーマ曲を聴きながら通園。感想は「(肩車で)楽だし、(音楽聴けて)気持ちいい」だそう。「パパが死んだらiPodくれる?死んでもパパのこと思い出せるし」だそうな。あげますよ、もちろん。

回覧でまわってきた資料の中に『日本免疫学会会報―特集:自己免疫病、その内なる必然に迫る』を発見。「関節リュウマチの関連遺伝子検索の将来」、「適応進化とcommon disease」などの記事に関心をひかれ、雑誌をもらってしまった。

ちなみに、去年私は慢性関節リュウマチと診断された。時たま指とか手足、肩が痛くなる。急に痛くなり、いつの間にか治る。経験的には、ビールを飲みすぎると痛くなる。他の酒はあまり影響ないみたい。

前者の記事では、候補遺伝子が見つかったかと思うと否定され、一筋縄ではいかないらしい。感受性遺伝子の多型もあったりなっかたりらしい。個々の多型の影響は小さいとか、人種差とか、疾患の異質性などが関連していると考えられている。重症者と軽症者の比較も始めたそう。私を軽症者のサンプルにしてくれないか?

後者の記事は、概ね適応進化のパラダイムを肯定しているようである。しかし、今通勤中に読んでいる「迷惑な進化」で紹介されているような、糖尿病も氷河期には適応的意義があったのでその原因遺伝子が残っている的な話は、「面白く、また、あり得そうな仮説ではあるが、実証科学の範囲を逸脱している」と切り捨てられてもいる。進化的省察をするには、まだ、情報不足と言いたいよう。

集団遺伝・進化的量的遺伝学の手法をとりいれれば実証可能にならないか?医学系(応用系)と進化生物学系(基礎系)の研究者どうしのコラボが日本でも盛んになっていいのではないか.....

6時になったので、これから生協で獣医学科の追い出し縦割りコンパ。