2008年2月12日火曜日

モンシロチョウ紫外色の遺伝子支配

これは、今日O先生に送ったメールの一部を転載して時間を節約。
研究テーマネタです。
NZと日本のF1F2サンプルがあるので、遺伝マーカーで解析しようと思います。

「ところで、母親がニュージーランドの方がハイブリッド娘の紫外色が強めになる件、一般にマターナル・エフェクトと思うかも知れませんが、この場合、パターナル・エフェクトの可能性もあると思います。チョウはZWでメス・へテロですが、仮に紫外色に関連する遺伝子がW染色体にもあるとすると、日本のオスはW(+)W(+)で紫外色遺伝子をホモで持っているのに対し、NZオスのW(-)W(-)にはホモで存在しないかもしれません。すると、日本のオスと交尾したNZメスの娘ZW(+)の方が、NZオスと交尾した日本メスの娘ZW(-)よりも、紫外色関連遺伝子を多く持つ事になりませんか?常染色体は両者でイーブンだと思います。」

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