2008年2月1日金曜日

娘とiPod

今朝は保育園年長組の上の娘(6歳)を保育園に送る。下の娘(3歳)が風邪をひいたので、妻が病院に連れて行くため。行きがけ、上の娘を肩車し、娘はiPodシャッフルでコロンボ氏が送ってくれた「篤姫」のテーマ曲を聴きながら通園。感想は「(肩車で)楽だし、(音楽聴けて)気持ちいい」だそう。「パパが死んだらiPodくれる?死んでもパパのこと思い出せるし」だそうな。あげますよ、もちろん。

回覧でまわってきた資料の中に『日本免疫学会会報―特集:自己免疫病、その内なる必然に迫る』を発見。「関節リュウマチの関連遺伝子検索の将来」、「適応進化とcommon disease」などの記事に関心をひかれ、雑誌をもらってしまった。

ちなみに、去年私は慢性関節リュウマチと診断された。時たま指とか手足、肩が痛くなる。急に痛くなり、いつの間にか治る。経験的には、ビールを飲みすぎると痛くなる。他の酒はあまり影響ないみたい。

前者の記事では、候補遺伝子が見つかったかと思うと否定され、一筋縄ではいかないらしい。感受性遺伝子の多型もあったりなっかたりらしい。個々の多型の影響は小さいとか、人種差とか、疾患の異質性などが関連していると考えられている。重症者と軽症者の比較も始めたそう。私を軽症者のサンプルにしてくれないか?

後者の記事は、概ね適応進化のパラダイムを肯定しているようである。しかし、今通勤中に読んでいる「迷惑な進化」で紹介されているような、糖尿病も氷河期には適応的意義があったのでその原因遺伝子が残っている的な話は、「面白く、また、あり得そうな仮説ではあるが、実証科学の範囲を逸脱している」と切り捨てられてもいる。進化的省察をするには、まだ、情報不足と言いたいよう。

集団遺伝・進化的量的遺伝学の手法をとりいれれば実証可能にならないか?医学系(応用系)と進化生物学系(基礎系)の研究者どうしのコラボが日本でも盛んになっていいのではないか.....

6時になったので、これから生協で獣医学科の追い出し縦割りコンパ。

0 件のコメント: